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[TMC ERへ]稜線を歩く-001

更新日:2022年7月10日

2012/11/24

家族が呼んだ救急車に担架で運ばれる時には、すでに意識は霞み、サイレンも赤い点滅も遠のいていった。

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急性リンパ性白血病(ALL)を発病したのはおそらく8月、発症したのが9月頭。

クーラーの効いた部屋でパソコンに向かって作業をしていると、頭がボーッとして30分も続 けていられなくなったが、基本的に男子は貧血というものに縁がないから、最初は夏バテく らいにしか思っていなかった。

9月に入って風邪をこじらせ、10日間も寝込んで熱を出し続けた。ようやく治ったと思った あたりから、空咳と右胸の奥に痛みを感じたので、上京(成人)して初めて内科クリニック に足を運んだ。

レントゲンを撮られ、血液検査のために採血された。担当医師は既に何かを予見していたの か、CT検査を別の場所に受けに行くよう強く勧めたが、丁重にお断りして処方箋だけもら い、帰宅した。

2012/10/09 時点の血液検査結果…

WBC(白血球数)14.0

Hgb(血色素数) 7.6

Plt(血小板数) 45.9

※ちなみに成人男性の正常値は WBC 4~9/Hgb 13~1//Plt 13~37

翌日朝早く、その医師から「血液検査結果に異常が見られるので大きい病院で検査入院する ように」と直接電話をもらったが、再度断って、とりあえずいただいた抗生物質を飲んで肺 炎を抑えた。

結局、その後は2カ月近く病院にも行かず、ひたすら西洋医学ではない、ひたすら西洋医学ではない、これまでに知り得た民間療法や東洋医学的な手法を実践(実験⁉︎)していた。

           →002に続く


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