[前世の記憶]stylesense006
- あおひこ
- 2022年6月13日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年6月22日
カラータイマーが点滅する、胸ではなく眉間で。それが明晰夢から目覚める時の合図だ。
夢の中で(これは夢では⁉︎)と思った時に確かめる簡単な方法は…手首を反対の手で持って引っ張ってみる。結果はどうなるか…腕がビヨーンと伸びるのだ。そうワンピースのルフィのように。よく言われる[頬をつねる]というものがあるが、痛みで目が覚めるということではなく、夢の中であれば頬もゴムのようにビヨーンと伸びるはずだ。
そのようにして確かめた夢はこれまでに二度、泣いたり雄叫びを上げている時にカラータイマーが点滅して目覚めたことが二度ある。
前の二つは(空高く舞い上がろう)と試み始めたところで目を覚ました。後の二つに共通しているのが、目覚めながら絞り出していた声の質が別人のものであること、そして場所はイタリアの地であることだ。
この二つは前世の記憶であると確信している(が…修行が足りないので真偽のほどは定かではない)。フォーレ作のシシリエンヌに魂が揺さぶられる訳に合点がいった。貧しい家に育ち、あまり褒められた人生ではなかったようだ。最期は背中から撃たれて仰向けに倒れ、息を引き取る間際に「なんて澄んだ青い空なんだ」と思ったことを鮮明に覚えている。
基本的に夢の中で人間は、空間ではなく時間を生きているので、過去から未来に向けて一方向への流れではなく、すべてを含む時の中にある。
ある音で目覚めた瞬間に夢を振り返ると、そのストーリーの結末がその音に関わるシーンだったりする。起きている間に意識が捉えている時間の概念は、この世(地上界)に特有の相対的ものである。
今回も読んでくれてありがとう。
コメントや質問をいただけるとなお嬉しい。
ではまた(^.^)b

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