[玄米正食]stylesense024
- あおひこ
- 2022年7月18日
- 読了時間: 2分
食を追求しようと、アタマ先行で始めた[玄米正食]。渋谷にある『自然食品センター本店』に通い、調味料から玄米やグルテンミートなど、多少値の張る食材を揃え、平和の圧力鍋を故郷の母に頼んで送ってもらった。
ちなみに[玄米正食]は今でいうマクロビ、ベジタリアンの分類でいうと[ビーガン](完全菜食主義)というよりは[ペスコタリアン](肉を食べないが魚・卵は食べる)に近い。ワタシの場合はというと…思想から入っているので、基本的に動物性タンパク質は摂らなかった。食材も調味料も相当工夫しないと、単調な味付けになってしまう。そもそも玄米が主体なので、副菜のおかずは噛みごたえのある味付けの濃いものに偏りがち。
[身土不二][一物全体]という考え方が根底にあって、旬の食材が手に入りにくい都心で実践することは、経済的だけでなく環境においても無理があるといえる。
それでも1年間は、頑なに玄米正食主義を貫き、友人たちとの会食の場ではサラダと烏龍茶を頼み、コンビニに立ち寄ることもなく、仕事中にお腹が空いても外食せずに帰宅して自炊した。
そして、忘れもしないあの朝。夢枕に“カツ丼”が現れた。アタマが強制した思想にカラダが反逆の狼煙を上げたのだ。その欲求に素直に従い、地元の蕎麦屋さんに行ってカツ丼を食べ、約一年間に渡る[玄米正食の日々]に終止符を打った。
ただし、それ以降もカラダの調子が悪くなったり、病後の回復期などには思い出したように玄米食に戻ることはある。
還暦を過ぎた頃から、肉食は次第に遠のき、気がつくと自然と植物性タンパク質が中心の食事に落ち着いてきている。それもあって、昨年春から家庭菜園を始めたのだが、心疾患を患ってから体力が衰えたので、畑仕事を思うようには実践できないのがとても残念だ。
今回も読んでくれてありがとう。
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ではまた(^.^)b

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